良い子を育てるために大切なこととは?

Group Lessonでの学びは、仕事だけでなく、家庭や子育てにも活かせるヒントがぎゅっと詰まっています。今回はメンバー向けの会報誌に掲載されたGroup Lesson主宰・小津さんのコラムを再編集してお届けします。

良い子を育てるための父親の仕事とは?

ある塾の先生が言っていましたが、子供の成績を伸ばすには親を教育し直すほうが早いとのことです。ある幼稚園の先生も、よいこを育てるための父親の仕事の8割は、母親の精神的な安定を保つことだとおっしゃっていましたよ。
ー『神話のマネジメント』神田昌典
 

ある経営者向けのマネジメント本からの引用ですが、なかなか面白い話でドキッとする男性も多そうですね。

「父親の仕事の8割は母親の精神的な安定を保つこと」というのはもちろん仮説でしょう。そして実際にはその世代の父親はたいてい仕事が大変でそんなに余裕はないかもしれません。

だからこそ、母親となる女性がメンタルマネジメントや価値観を磨く必要があるかもしれない。

メンバー制勉強会のGroup Lessonでは20~30代を中心とした女性が参加しています。

もちろんその中には旦那さんやパートナーのいる人がたくさんいます。そうなると当然「彼氏との関係性に問題がある気がする」というような相談を受けることもあります。

こういう時、私はほとんどの場合、男性側の視点から状況を読み解きます。

そうすると女性の側にも「まだまだ向上の余地がありますよね」、、という展開がほとんどだと思う。そうなると怒りの感情も、平穏への道筋を見いだすことが多い。

家庭でどんな関係性を築くかどうかで子供の反応が変わる

なお、この本には面白い話が他にもたくさんあります。家庭では1人がプラスに振れすぎると、1人がマイナスに振れることでバランスをとる、とか。

これは「社長がみんなの心を無視してやたらとアクセル踏んで成長路線を突き進もうとすると、ブレーキをかけるためにトラブルや問題社員が社内に発生する構造」と同じです。

ご存知かもしれませんが、夫婦関係が悪化している家庭の子供は、無意識にバランスをとろうとする。つまり家庭を安全な場所に保ち、夫婦の愛情を取り戻すための役割を果たそうとする。

例えば子供はすごく「悪い子」か、すごく「良い子」になったり。あるいは子供が2人いた場合、1人が良い子になって、もう1人が悪い子になる。

子供に問題があるから夫婦の絆が強くなったり、子供が親の言う事を良く聞いて、優秀であることで絆を取り戻そうとする。

あるいは無意識に病気になったりケガをして(!)夫婦の会話を増やそうとするらしい。

目の前の状況を良くしたいなら、まずは自分の状態を良くしていく

成長してエネルギーが高くなると、様々な問題が起きる事があります。高いエネルギーに合わせて状況が変化しようとするからです。

ポイントはあなたの状態が状況をつくるということ。だから目の前の状況が大変な時ほど、あなたの状態は良くないといけない。

そういう意味では男性も女性も、いつも自分を良い状況にもっていける能力はとても大切です。

もし自分でコントロールできないなら、もう何かに依存するしかないのですから。

2014年7月のメンバー向け会報誌を一部編集して掲載

(終わり)

小津 剛さん メンバー制勉強会Group Lesson主宰。早稲田大学在学中から参加していた人材研修ベンチャー企業で20代を過ごし、メンタルセミナー講師500回以上、合宿研修でのべ4000人以上の指導、20代前半までの女性を中心としたメンタルマネージメントの個別カウンセリングでのべ15,000人以上と面談、スタッフ育成プログラムの専属コーチとして300人以上の大学生を継続指導。
その圧倒的な経験をもとに、独立後はマンツーマンのメンタルコーチ、向上心のある女性中心にパーソナルコーチングを提供。2011年からメンバー制女性勉強会『Group Lesson』を主宰。ほぼ一般公開せずに紹介や口コミでのべ5400名以上が参加、20代30代の働く女性を中心に、大きな支持を集めている。


(編集:舞)