内面が変わると見える景色が変わる。仕事も家庭も自分の変化で良い関係が築けるようになった

忍(しのぶ)さん

30代半ば。成蹊大学卒業後、新卒で証券会社に営業職として入社。外資アパレル会社にて役員秘書兼PRアシスタントとして勤務後、2013年にはローフード専門学校「Matthew Kenney Academy」へ料理留学し、帰国後ローフードのレシピ開発等に携わる。現在は2歳児の母として子育てに専念している。Group Lessonには2012年より参加。


*インタビュアー:Group Lessonのメンバー、麻里奈(まりな)。新卒で入社した予備校の教室長を経て、人材ベンチャー企業に転職。入社5年目の現在は、営業企画マネージャーとして、営業から事業推進まで幅広く携わる。


―今日はよろしくお願いします!仕事や家庭などしのぶさんについて色々聞かせてください!

はい、よろしくお願いします!今は2歳の男の子を育てていて、仕事はお休みしています。仕事は、新卒で証券会社に勤めて新規開拓の営業などをしていました。それから転職を経て、アパレル会社で役員秘書兼PRのアシスタントへ。そこで3〜4年働いて、2009年からはローフードの仕事を始めました。

ローフードってあまり聞かないかもしれないけど、加熱しない料理のことをローフードって言います。例えば、お刺身とかサラダとか、スムージーも。『酵素を熱で破壊する手前の温度以下で保った料理』が定義で、体質改善したい人やアスリートの人がよく取り入れるんですよ。

―営業や秘書から料理の世界にってすごい変化ですね!どんなふうに学んで、仕事として携わるようになったんですか?

アパレルの会社を辞めた直後に、アメリカのオクラホマとロサンゼルスに料理留学に行きました。3ヶ月集中してローフードの専門の料理学校に通って、それから日本に帰ってきてすぐ、ローフードの講師として働いたり、自宅での料理教室やレシピを開発したりしていました。

結婚、出産を機にペースを落として、今は育児に専念しています。

―Group Lessonに参加し始めたのはいつくらいだったんですか?

今から7年くらい前の、アパレル会社に入社した時と同時くらいですね。Group Lessonメンバーの美菜子ちゃんから、渋谷でやっているミニカフェ勉強会に誘ってもらったのがきっかけでした。

美菜子ちゃんとは、大学の時にGroup Lesson主宰者の小津さんが所属する会社で同じインターンシップをしていて、大学卒業後もたまたま働いている場所が近く、たまに会ったりもしていました!小津さんや美菜子ちゃんなどインターン時代のつながりのある人と、勉強会という形で集まるようになったのがGroup Lessonとの出会いです。

美菜子さん

その当時、働いていたアパレルの会社でのPRアシスタントや役員秘書として、やることや覚えることのが山積み状態で、会社と家の往復で、頭の中は仕事のことでいっぱい。今の自分はイメージできるけど、3年後の自分がどうなっているとか、今自分がやっている仕事がどこに繋がっているのか…そういうことを考える心の余裕がなかったです。

しかも、余裕のない自分の状態にも気づけていませんでした。

だから、初めてカフェ勉強会に参加した時に、「あっ、自分はこんなに立ち止まって考えてみる時間を欲してたんだ、そんな時間を作ることができるこの場ってすごくいいな!」って感じました。

次回があるかわからなかったけど、次もあるならまた参加したいなって思って。そうしたらまた次もあるよと言われて参加して…というのが、続いていきました。

―その頃、通っていてどんな変化がありましたか?

Group Lessonに参加するようになって、がむしゃらに仕事をこなすところから、この仕事を通じて、例えば3年後、どんな自分になっていきたいのかとか、イメージしていけるようになっていきました。人生の質が上がっていく感覚が生まれた、というのが最初の変化。仕事の山に埋もれてる自分から抜け出せて、俯瞰して自分のことを見れるようになったなったのは嬉しい発見でした。

それから7年が経って、自分が参加し続けていく理由も、一緒に学んでいるメンバーの状況もその時々で変わりながら、今も本当に大切な場所です。

ー料理の道に進むことを決めたきっかけは何だったんですか?

どんな自分になっていきたいんだろう、人生で一番何を大事にして生きていきたいんだろうと問いかけるようになって、そこで自然と、私は料理に関わって行きたい!と思うようになりました。

自分でローフード作ってみたり、仕事の合間に教室に通ってみたりしていたけど、自分が料理の仕事を通して何かを伝えていきたい!と思った時に、その一歩を踏み出せたのは、Group Lessonのおかげだなって振り返ってみて思います。

―海外留学は大きな決断ですよね。当時どんな気持ちだったんですか?

実は留学しよう!と思ってから実際に行くまで、1年間準備しました。ビザや金銭面の問題もあるし、当時30歳手前だったから、今から料理留学をして未経験の世界に飛び込んでいくことに、家族から反対もされていました・・。

その当時お付き合いをしていた人は、今の旦那さんなんだけど、両親や彼や自分にとって大切な人たちとの関わりを、本当に大事に、丁寧に考えながら、コツコツ留学の準備していきました。両親と旦那さんとは、自分がこれからどうなっていきたいのかをたくさん話しました。最後には応援してくれる形でチャレンジすることができました。

留学中の様子

―帰国してからの仕事はどうでしたか?

ローフードは日本であまり馴染みがなかったから、何かをするとなった時に、声を掛けてもらいやすかったと思います。料理教室の講師やレシピ開発の仕事をいただいていました。

ただ、それまで会社勤めでやってきたから、いざフリーランスとして仕事をしていくとなった時に、本当に自己責任なんだなって感じました。自分のセルフイメージ、モチベーション次第で開催する教室の出来も違えば、生徒さんの反応も違う。

開催している時点で、次の仕事のオファーが来るかどうかも全てが決まってくる、と感じました。全部自分次第。仕事を通じて、たくさんの学びがありました。

―料理留学を経ての結婚、出産。家庭のことも聞かせてください!

旦那さんと息子、親との関係性は自分の中の大きな存在としていつも考えてます。旦那さんは仕事が終わるのが結構遅くて、夜中に帰ってくることもあるけど、なるべく起きて待っていて、10分でも聞く時間を大切にしてます。

話を途中でさえぎることなく、ただただ、旦那さんの話を聞く。そんな風に相手の話を聞くって、Group Lessonでもやっていることだなって思いました。メンバーの近況とか、感じていることに心を傾けて聞く。それをGroup Lessonではずっとしてきていて、それってすごく大切なことだなって思っています。

誰かとしゃべってる間って、相手の話を聞きながらも、自分でこうなんじゃないのかな?って考えてしまったり、相手のことをジャッジしたり、それってこういうこと?って聞き返したくなっちゃったりすることってあると思うですよね。それをしないで、とにかく旦那さんの話を聞いています。

Group Lessonで学んだ無条件の受容(相手をありのまま・あるがままに受け入れること)ってこういうことなのかなと。そうすると、相手も心を開いてくれて、目に見えない関係性がじわじわと良くなっていくのを感じます。それが出来ない日もあるんですけど、5分でも10分でも毎日続けていくことで、不思議なんですが少しずつ関係性が良くなっていきました。旦那さんも私のこと聞いてくれるようになって、見えない信頼関係が出来てきたなって感じてます。

―お兄さんとの関係もすごく良くなったと聞きました。

今まで、兄との関係がすごく良好!という感じではなくて、異性の兄妹ってこのくらいの距離感じゃないのかな、という感覚でいたんです。でも、Group Lessonに通うなかで、1番身近な人との関係性が良くなっていく方がいいなって思うようになりました。相手の宇宙を理解するという考えを学んだ時に、今までは自分視点でしか物事を見てなかったことに気づきました。

ある時、Group Lessonで相手の目から自分を見てみると良いっていう話をしていて、自分が本当に相手の目の中に入っていく感じを深くイメージしてやってみました。相手の目の中に入って、相手の1日やこれまで過ごしてきた日々の想像をしてみて、そこでいつもの私が登場する。そうしたら、もっと私はもっとできることがある、こういう対応は良くなかったなって自分への気づきがたくさんありました。それから関わり方を変えたい!って心から思えるようになりました。

特に兄との関係では、兄が大事にしてるものを本当に大事にしたいなって思うようになりましたね。それは兄の奥さんだったり、仕事だったり。それまでは目も合わせないで会話してしまうような関係だったんだけど、今ではLINEグループを作って家族みんなでやり取りしたりしています。

兄夫婦がうちの家に遊びに来たり、そういう関係にどんどんなっていけたなって思います。じわじわと、関係性がいい方向に変わっていきました。

―続けていくことでの自分の変化って、どんな風に感じられるものですか?

Group Lessonは、自分が成長したい!と本気で思った分だけ、成長できる場なんだと思うんです。だから期間とか年数ってあまり関係ないのかなって。本人が何が何でも変えたい、良くしていきたいって思う熱量の分だけ変われる、良くなっていける場所なのかなって思っています。

例えば、好きな人ができると、同じ毎日でもいきなり外の景色が鮮やかに見えたり、空気がとっても美味しく感じたりだとかってあると思うんですよね。周りは何も変わらなくても、自分の内面が変わると見える景色が変わる感じと一緒。

Group Lessonで学ぶことで、自分の気づきが深まって、目の前の相手の気持ちが少しわかってきたり、見えてくるものの奥行きが変わってくる感じです。だから周りや相手は変わってなくとも、自分の発する言葉や感じられることが変わるんですよね。時間差はあっても、周りや相手から自分に返ってくるものも変わって、という感じで、徐々に良くなっていくイメージが強いです。

―これから、ここにエネルギーをかけたい、熱量をあげたいなって思ってることって何ですか?

自分の今までのコンフォートゾーン(今の自分でも不安を感じることなく、楽に過ごせる環境のこと)を打ち破る、というより、ひゅっと、軽やかに超えていきたいなって思っています。今まで自分が出来ない!と思っていたり、決めつけていたものってあるなって思っていて。

家庭に入って子育てをしている中で、子供と一緒にいたくて仕事復帰をするイメージが湧いていなかったんですよね。でも、それって自分のコンフォートゾーンをガチガチに決めていただけなんだなって気づきました。3年後、5年後、自分が想像している以上に何にでもなれるんだろうなって最近感じ始めたところなんです。だからひゅっと!軽く超えていける自分でありたいなって思っています。

そして、子どもが自分の背中を見て、何かを感じ取ってくれる自分でありたいなとも思います。言葉ではなくて、自分が体現していく中で伝えていきたいと思っています。Group Lessonに通って7年目、通ってる期間の長さが価値を決めるものではないからこそ面白くて、参加し続けてると感じています。日々の生活を通して、学んだことを日常で体現して、そこで価値を得られていく場所だと思っています。

編集後記
忍さんのインタビューを通して改めて、自分の気づきやなりたい未来を思い描いていくことで、周りとの関係性や自分の人生を変えていけるのだと思いました。
素敵なインタビューをありがとうございました!

現在100名以上のメンバーが参加しているGroup Lessonでは、インタビューを通して、一人一人の溢れる想いをお伝えしていきます。他のメンバー体験談は、こちらから読めます。

次回もおたのしみに!

書いた人:智与