できる自分をイメージすることで、もっと良くなっていける確信につながっていった

嘉乃(かの)さん

外国語系の大学を卒業後、10年ぶりの新卒として広告会社に入社し、現在社会人2年目。大手カメラメーカーをクライアントに持ち、会社案内やWEBページの作成を担当。営業として撮影の立会いやスケジュール管理などの幅広い業務を行う。Group Lessonには2016年8月より参加。


*インタビュアー:Group Lessonのメンバー、麻里奈(まりな)。新卒で入社した予備校の教室長を経て、人材ベンチャー企業に転職。入社5年目の現在は、営業企画マネージャーとして、営業から事業推進まで幅広く携わる。


アメリカと日本、ふたつの文化を経験して

―今日はよろしくお願いします♪
嘉乃さんはいつも明るくて穏やかな雰囲気ですね。小さい時はどんな環境で過ごしましたか?

4歳から9歳までは父親の仕事の関係で、アメリカで暮らしていたのですが、周りにラフでフレンドリーな子が多かったので、そういったことが影響しているのかもしれません。

小3のときに日本に帰ってきて、小学校を卒業後は、帰国子女が多く集まる中高一貫の女子校で過ごしました。

父はグローバル志向の人で、個人の自由を尊重するタイプ。その影響か、「あなたの好きなようにしていいよ」という雰囲気の家庭でしたね。

―2か国で生活をして、文化の違いは感じましたか?

日本の小学校、そして大学に通っている頃は特に感じました。日本では細かいところまで気を配らなくちゃいけなくて、思ったことを全部言ってはダメなのだと感じました。協調性をすごく大切にしている。

だけどアメリカでは自分の意見をどんどん言っていかないと、存在が薄れていってしまう感じがあります。その部分の違いは大きかったですね。

必要とされる場所を見つけた、学生時代のアルバイト

―どんな大学生活だったのですか?

実は私、大学を3年留年しています。自分の語学力を生かしたくて、ポルトガル語学科に進学したものの、言語を文法から学ぶというやり方や、学校の雰囲気になじめず、だんだん学校に行かなくなってしまいました

大学を辞めるという選択肢もあったけれど、心の底では、卒業しなくちゃ、とも思っていて、なんとなくそのまま在籍していました。

そんな時、自分の英語力を生かせるGAPでアルバイトを始めたんです。 そこで関わる人たちから、笑顔や明るい雰囲気を褒められたりして、自分が必要とされている感覚がありました。そういうのも嬉しくて、学校の勉強よりもアルバイトに打ち込んでいました。

―アルバイトをする中で、どんなことが楽しかったですか?

洋服を通じてお客さんと関われることが楽しかったです。

人は皆、もっと良くなりたい、という願望を持っていると思っています。だから、目の前のお客さんも、きっと何かを変えたくて洋服を選びにきているのだろうな、と感じながら接客していました。

あと、目標の売り上げに向かって、日々スタッフ全員が一丸となって仕事をしている雰囲気も良かったです。

例えば、お客さんによっては、他のスタッフの方が相性が良いかも、と思う時があるのですが、そんな時は他のスタッフに対応してもらうなど工夫していましたね。その場で最適な方法を考えながら、スタッフ全員で協力して働いているのが楽しかったです。

ここなら変われる、と直感したGroup Lesson

(写真左:紹介者の田村さん)

―Group Lessonの田村さんと出会ったのはその頃ですか?

そうです。GAPでアルバイトを始めたのと同じ時期に、インカレのダンスサークルに入りました。そこで田村さんと出会ったのですが、途中でサークルを辞めてからは、ほとんど会う機会も無くなっていました。

そんな中、サークルを辞めてから2、3年経ったある時、田村さんがGroup Lessonのクリスマスパーティーに誘ってくれたんです!

そのパーティーには都合がつかずに参加できなかったのですが、その年末に久々に会うことになりました。 お茶しながら、今年の振り返りと、来年のこと、そしてもっと先の将来のことを一緒に考えました。

それがすごく盛り上がって、楽しかった!それから2、3年ほど、年末に二人で集まって、振り返り会をしていました。

―Group Lessonに参加することになったきっかけは?

就活で苦戦していた時期に、田村さんに相談したところ、Group Lessonの公開講座に誘ってもらったのがきっかけです。

1次、2次面接は通っても、最終面接で留年のことを話すと落とされることが多く、落ち込んでいました。

どんなに頑張っても、自分には留年という事実があるからどうせ受からない
と半ば諦めている中、講座の中でセルフイメージの話を聞いたとき、「ここなら自分を変えられる!」と直感し、参加したその日にベーシック講座に申し込みました。

数回の公開講座で学んだことを生かしながら就職活動を続け、最終的に数社から内定を頂くことができました。

セルフイメージの考え方を実践したら、色々な場面で成果が出た!

―就職活動が終わってから卒業するまで、どのように過ごしていたのですか?

GAPはすでに辞めていたので、それとは別の2つのアルバイトをして過ごしていました。

1つ目は、フェアトレードの金属を使ったアクセサリー販売のアルバイトで、比較的高価な商品が多く、買ってもらうことはそんなに簡単ではありません。

その中で、「この店で一番売り上げているのは私」というセルフイメージを持って接客しました。

自信を持つと、お客さんに対する言葉や立ち振る舞いが良い方向へ変わり、結果もついてきました。

オーナーからも大変信頼してもらい、今でも手伝ってほしいと声をかけてもらうことがあります。

2つ目は、ロブションという世界中で展開している高級フレンチレストランでの接客のアルバイトです。

当時、そのお店のスタッフ間の雰囲気があまり良くなく、最初はその雰囲気に染まりそうになったのですが、Group Lessonで学んだことを総動員してやってみよう!という気持ちで働いていました。

積極的に挨拶し、笑顔を絶やさないようにしました。あとは、アルバイトが終わるたびに、一緒に働くスタッフの言動やその理由を書き出して、相手のことを深く理解することも心掛けましたね。

また、そこでも「自分はナンバーワンのレセプションだ」という気持ちでお客さんに接したり、「支配人にとって有益な従業員とはなにか?」と考えたりしながら働いていました。

それから少し経ったとき、ロブション氏本人が来日しました。なんとその際に、私が働いている店舗のレセプションの質が上がった、と話してくれたんです。

環境に左右されず、セルフイメージを高く持つことの重要性をより感じましたね。

でも、自分にとって何より嬉しかった出来事は、大学を卒業できたことです!ずっと、自分はどうせ卒業できないだろうなと思っていました。

だけど、その考え方を変えて、「自分は優秀な学生だ」という意識で勉強しました。最前列に座って授業を聞いたりして、大学時代で一番勉強した半年間だった気がします。そのかいあって、無事卒業することができました。

―内定した会社の中から今働いている会社を選んだ理由は何ですか?

今の会社の他に2社から内定を得たのですが、両社とも「バリバリ働く」というよりは、ゆったりと働いている印象でした。

当初はそれでもいいかなと思っていましたが、セルフイメージの話を聞いたとき、自分はもっとエネルギッシュに働ける環境の方が合っているのではないかと思うようになり、新たに会社を受けました。

そして無事に内定をもらい、今はそこで働いています。

自分にとっての幸せは、相手との関係性の中にある

―働き始めて約1年半の現在、仕事は順調ですか?

今の広告会社には10年ぶりの新卒として入ったのですが、周りは長年その会社で働いている年上のベテランばかりで、最初はとても苦労しました。

自分には知識も経験もなかったので、仕事に関わる沢山の人たちの意見をまとめるのは大変で、自分が役に立っているという感覚があまり無かったんです。

だけどそんな状況の中でも、いつも笑顔でいたり、意識して明るく人と接するようにしていました。

そしたら、ある日先輩から、「今こうして仕事を沢山頂けるのは、僕だけの力じゃなく、永島さんの愛想の良さや明るい雰囲気のおかげだよ」と嬉しい言葉をかけてもらったんです。

それからは、持ち前の明るさを強みとして意識しながら、働くようになりました。そうすると、仕事も順調に舞い込んでくるようになりました。

―仕事が順調に行き始めると、嬉しい反面、忙しくて辛いと感じることもあったのでは?

たしかに仕事はどんどん忙しくなって、朝から晩まで仕事という日も結構あります。だけど、周りからは「きっとすごく忙しいだろうに、そう見えないくらい元気だよね」と言われることが多いです。それは自分でも意識してそうしています

実はある時期、仕事に行き詰って、売上の数字が伸び悩む期間がありました。その時、仕事がない辛さと、仕事を頂けるありがたさを痛感したんです。

だから、どんなに忙しくても、仕事を頼まれれば喜んで引き受けて、この人に仕事を頼んで良かったと思ってもらえるように頑張ろうと心掛けています。

―ずっと順風満帆なわけじゃなかったのですね。その時はどうやって乗り越えたんですか?

この頃は毎日「自分はなんて不幸なんだ」と思っていました。

そんな中で、「自分にとっての幸せって何だろう?」って究極的に考えたとき、それは周りの人たちと良い関係を作る中にあるって思ったんです。

でも、じゃあどうするかって考えたとき、その方法がすぐにはわからなかった。Group Lessonに通ってはいたけど、自分がいかに成長するかということばかり考えて、自分の聞きたいように講義を聞いていたんだと思います。

それからは自分のことばかりじゃなくて、周りと良い関係を築くことをもっと大切にしていこう、そして変わっていこうと思いました。

―具体的にはどんなことを実践したのですか?

Group Lessonで学んだ「相手にとって有益な存在になるには?」「場を作るには?」ということをつねに頭に置いて行動しました。

例えば、打ち合わせの前には、参加する人それぞれの状況や、求めることなどを携帯のメモに書き出して整理します。

相手との関係性がすべてだという思いで仕事をするようになってから、周囲から嬉しい言葉をかけられることも多くなりました。「全部受け止めてくれる感じがして安心する」や、「永島さんのためだったら頑張ります」と言われたのは嬉しかったですね。

―困難を力に変えて変化し続けているのですね。これから先はどう進んでいきたいですか?

相手との関係性に重きを置き始めたのはここ数か月のことですが、それだけでも状況が良い方向へ変わったと強く感じています。

この考え方をもっと突き詰めていければ、それこそ世界が180度変わるくらい、自分の人生も良くなっていくはずと確信しているので、これからもGroup Lessonで学んだことを実践し続けていきたいです。

編集後記
勉強や仕事上の辛い経験を、新たな気付きや学びの機会に変えて飛躍し続ける嘉乃さん。そんな彼女の力強くもしなやかな姿に勇気づけられました!
素敵なインタビューをありがとうございました!

現在100名以上のメンバーが参加しているGroup Lessonでは、インタビューを通して、一人一人の溢れる想いをお伝えしていきます。他のメンバー体験談は、こちらから読めます。

次回もおたのしみに!

書いた人:咲弥(さくや)