セルフイメージをまじめに考える

今回は何度も読み返したい編集部おすすめ記事!として、メンバー限定の会報誌2015年8月号に掲載した Group Lesson主宰・小津さんのコラムを再編集してお届けします。人生が大きく変化するコンセプトとしてGroup Lessonでも深く深く学んでいる「セルフイメージ」がテーマです。

小津 剛さん メンバー制勉強会Group Lesson主宰。早稲田大学在学中から参加していた人材研修ベンチャー企業で20代を過ごし、メンタルセミナー講師500回以上、合宿研修でのべ4000人以上の指導、20代前半までの女性を中心としたメンタルマネージメントの個別カウンセリングでのべ15,000人以上と面談、スタッフ育成プログラムの専属コーチとして300人以上の大学生を継続指導。
その圧倒的な経験をもとに、独立後はマンツーマンのメンタルコーチ、向上心のある女性中心にパーソナルコーチングを提供。2011年からメンバー制女性勉強会『Group Lesson』を主宰。ほぼ一般公開せずに紹介や口コミでのべ5400名以上が参加、20代30代の働く女性を中心に、大きな支持を集めている。

夜のコメダ珈琲から。

今日は、表参道のカフェで 3 人のコーチングのクライアントさん(20代後半・30代前半の女性)と話しました。そのうち1人は起業願望のある女性でした。起業とは、当然そんな簡単にいくわけでもないけど、それを「大変そうだねえ」と思うのはむしろ周囲の話です。

当の本人がどうしてもやりたくて、そこに情熱をもってコミットメントしていれば、それは周りが思うほど辛くないものです。むしろ取り組む機会さえなくて、諦めている方が何十倍も辛いと思う。

僕も起業当初は、深夜や朝までブログを書いたり、あれこれ試行錯誤していた時期もあります。いろいろ大変でしたけど、とくに辛いということはなかった。むしろ結構おもしろかった。やりたいことをやっていたから。

やりたくて今の仕事を始めて、おかげさまで毎日充実しているので、特に休みたいということもなく、通常はお盆やら連休中もふつうに仕事しています。

「やりたいこと」でないと効率が悪い

ちなみに僕のブログのタイトルは『やりたいことしかもうやらない』です(もう何年もこれで放置してある)。

「やりたいことしかもうやらない」。これは起業当時の自分の偽らざる本音です。こういったことを大切にしながら、内側の自己実現していける人を本気で応援しようと思っていた。そして実際に今までこのようにやってきて、おかげさまで予定通りいい感じです。

人の脳は「やりたくないこと・嫌なこと」を無理にやろうとすると、著しくIQが下がります。むしろ「どうしたらやらないですむか?」という方向に、すべての能力が働くのです。だから、やりたいことをあきらめて、がまんして毎日過ごすほどもったいないことはありません。

仕事を嫌々我慢している人は、たぶん相当に生産性が低いし、未来を考える力とか、それを実現していく力が発揮できてないはず。このあたりを深めるとその人の無意識の設定に関わることが多いです。でも無意識のことだから、ふだんは意識してない。だから多くの人はいつも同じように頑張って、同じように苦しむことが多いみたいです。

いつも言っていますが、気合いや根性、やるべきだから、、 と頑張るのはお勧めできません。それは意識でやっている状態。あなたの枠の中、自分で決めた限界の中で頑張るだけになります。

あなたの行動は、大雑把に言うと無意識にかなり支配されています。たとえば、あなたが既に決めているセルフイメージにかなり支配されている。だから多くの人は、 もっと無意識をどう使うか?を真剣に工夫した方が良いと思う。

セルフイメージという切り口

今日はせっかくなので「セルフイメージ」というコンセプトを少し考えたいと思う。セルフイメージをどう変えるか?という方法論は、ふだんの勉強会やコーチングでやっているので、今日は触れません。でもコンセプトの深い理解があなたの行動を変えます。だからセルフイメージがどれくらい重要なのかについて、一緒に考えてみましょう。

ちなみにセルフイメージとはあなた自身による、あなたのイメージのこと。たとえば私はチャンスに弱いとか、私はモテる、とか私はこの会社で社長に認められるべき人材だ、とか私の家庭はいつも幸せになるべきだ、とかわたしはいつも不幸な女、、などもセルフイメージです。

あなたのセルフイメージが変われば、実際に生理的な変化さえあります。あなたが何かに挑戦するとき、(意識上の表面でなく)本当に深い部分で自分はできるやつだ」と思って取り組めば、仕事でもスポーツでも明らかに結果が変わります。結果だけでなく、そのできる自分に合わせた、つまりふさわしい生理的なリズムにもなる。

ご存知のように、あなたの体温がいつも一定に保たれているのは、あなたの自律神経系の無意識の作用です。熱いお風呂に入ると勝手に汗が出るのがそれ。夏の暑い日に外をずっと歩いて「今日は絶対に汗をかかないぜ!」と挑戦してもたぶん無理。勝手に汗がでる。

すごく怖い映画を見ると、勝手に心拍数が上がってドキドキしたり、筋肉に力が入るのもそうでしょう。あなたが小学生のころ、大きな失敗をして親にこっぴどく怒られたなら、今でも大きな失敗をしそうになると、勝手に体がこわばって、ドキドキ不安になるなら、それも無意識の作用かもしれない。

あなたがディズニーランドに行くのが好きで、いつも夢のような楽しい時間を過ごしているなら、たぶんエレクトリカルパレードのイントロを聞いただけで、勝手にテンションが上がってしまうはず。

自信がない人が大きなチャンスをもらった時に、うまくいかないダメな理由ばかりが思い浮かぶとか、胃が痛くなるとかの、その人固有の生態反応もそうでしょう。

つまり無意識が一番強力

普段はほとんど気にしなくても、実際は無意識の設定を意識が覆すことは難しい。だから無意識でうまくいかない自分」を選んでいたら大変です。必死に成功しようと意識的に行動するのはかなり無謀ともいえる。あなたのあらゆる行動はそのセルフイメージに沿って規定されます。汗をかこうと思わなくても勝手に汗をかくのと同じです。勝手にそうやっている。

となると、仕事でも恋愛でも、家庭でもその人のセルフイメージが良いと勝手に良くなるし、破壊的なものだと本人が頑張るほどに壊れていくということになる。

そういった無意識の設定は、多くは子供のころの感情の記憶が大きな役割を果たしています。だから今のあなたが設定したわけではない。そのため普通は一度自分で気づいて、しっかり自覚しないと変えることもできません。

もしあなたの現在のセルフイメージに問題がある場合、放置しておいたら解決するというものではない。どっちかというと、日々の反復でより修正不能になっていく。

これこそが、僕たちがいつもこういったコンセプトを深く理解する勉強をしている理由です。そして、僕たちの顧客さんがどんどんうまくいったり、若くなっていく(ように見える)理由のひとつでもあります。

おおげさでなく、セルフイメージを変えれば人生は変わるのです。そして僕たちが勉強会で、こういったことをものすごい時間をかけて勉強しているのも、 20代30代の多くの女性にとって、この辺りのテーマはかなり「穴」になっているからです。ちなみに僕がそれを教える資格があるのかというと、大いにあると思っています。

ここでは省略しますけど、講座に参加した人にわかってもらえると思う。もし暇な人がいたら適当に何日か一緒に密着取材してください。もう毎日毎日この世代の女性と、どんだけ深いテーマをとことん話し合っているんだこいつは、、と思うはず(たぶん)。