あなたは楽観的?それとも悲観的?

3月も半ばを過ぎ、すっかり春らしくなってきましたね。4月から職場や家庭で環境が変化し、何かを新しくスタートさせる方も多いのではないでしょうか。
今回のコラムのテーマは、「成長する考え方とは?」。2013年7月号に掲載した Group Lesson主宰・小津さんのコラムを再編集してお届けします。
最近どこか行き詰まりを感じていたり、いつも上手くいくイメージができないという方には特におススメです。ぜひ読んでみてください!

小津 剛さん メンバー制勉強会Group Lesson主宰。早稲田大学在学中から参加していた人材研修ベンチャー企業で20代を過ごし、メンタルセミナー講師500回以上、合宿研修でのべ4000人以上の指導、20代前半までの女性を中心としたメンタルマネージメントの個別カウンセリングでのべ15,000人以上と面談、スタッフ育成プログラムの専属コーチとして300人以上の大学生を継続指導。
その圧倒的な経験をもとに、独立後はマンツーマンのメンタルコーチ、向上心のある女性中心にパーソナルコーチングを提供。2011年からメンバー制女性勉強会『Group Lesson』を主宰。ほぼ一般公開せずに紹介や口コミでのべ5400名以上が参加、20代30代の働く女性を中心に、大きな支持を集めている。

成長しないマイナス思考の悲観主義者

時代が変われば、交通ルールも変わるもの。
マイナス思考とは【現状の枠に留まるためのツール】なのかもしれない。

なぜ、「悲観主義者の正当な自己評価」は間違いなのか?
楽観主義者の肯定的勘違いを笑ってはいけない理由とは?

最近のパーソナル(コーチング)セッションで、 たびたびテーマになっているポイントについて、簡単に書きます。 仕事の成果はもちろんのこと、人生全体のクオリティーに大きく影響する内容だと思います。

知識として知っている人も多いでしょう。 だけど、意識しないと「普通の人」は案外できないものです。 復習のつもりで読んでください。

交通ルールがちがう

変化が前提の今の時代は、次の2つの意識がないと、かなり不利です。

1:『自分の能力の過大評価による失敗なら、あまり気にしなくていい』
2:『自分の能力を正確に評価しているばかりでは、あきらめにつながる』

ちょっとわかりにくいでしょうか?

特に「1」。

これまでの日本の風土では、「あんまり思い上がるなよ」とか、 「調子に乗っていると怪我するよ」など、正直歓迎されない態度とされてました。 分不相応、なんていう言葉もあります。

しかし、それは社会の枠組みや、価値観、構造が あまり変化しなかった時代の交通ルールみたいなものです。

変化の時代は、どんどん経験を積んで、成長しなければいけない。
だから、自分の能力の過大評価による失敗なら、あまり気にしなくていい 。

もちろん無謀な自己過信は禁物ですが、普通のまじめな人は自己評価が低すぎるのです。
だから、むしろこれくらいでちょうどいい。

そうしないと、最も必要な資質である、 成長性や変化への適応力が失われてしまうかもしれません。この構造については、一度理解しておいた方がいいでしょう。

成長しないマイナス思考の悲観主義者

今でも終身雇用制を信じている、、なんていうのんきな人はだいぶ減りました。
そんな時代にいつの間にか変化した。となれば、「交通ルール」も変化して当然です。

楽観主義者と悲観主義者、という大雑把な分け方があります。 楽観主義者をオプティミスト、悲観主義者をペシミストとかっこよく呼ぶ人もいます。 (そういえば、あなたは楽観主義者? あるいは悲観主義者ですか?)

心にしっかり刻み込むこととして、新しいチャレンジや、新しい技術を身に付ける時に、 両者には大きな違いがあるとされています。

悲観主義者は、自己の能力を正確に把握、評価しようとします。 逆に、楽観主義者は、(能天気なので?)実際よりも良く自分を見てしまい、 自己評価も高い。 (僕は「肯定的勘違い」と呼んでます)

で、どうなるか?

多くの場合、悲観主義者は、大きな挑戦ほど「どうせ無駄な努力だろう」と、 始める前にあきらめてしまう傾向があります。 だから、やらない、できない。やってもあきらめ半分で、本気でやらないから成長しない。そして、ますます悲観的になる。

反対に、楽観主義者は自己認識がポジティブです。

だから最初うまくいかなくても、なかなかあきらめない。「やり方がちがったのかな?」とか、「あの人に聞いてみよう」とか、原因を追究して、やり通す力を衰えさせない。

結果、成功し、「やっぱり自分、できるやつだわ、、、」となる。 だから、最初の評価の間違いは、間違いではなかったと知るべきです。悲観主義者の当初の「正確な自己評価」こそ、本当は間違いかもしれない。 (けれど、それに気づかず一生をすごす、ということもあるかもしれない)

始めるときには決まっている

つまりは、これまでの自分の枠で判断するのは間違い、ということです。
人は成長する。僕もあなたも、成長しようと、枠の外へチャレンジし続ければ、必ず成長する。

過去にできなかったことが、これからもできないわけではない。 過去の自分は、未来の自分が簡単にできることが、まだできないだけ。

マイナス思考とは、【現状の枠の中にとどまるための思考ツール】。枠の中の安定という幻想が崩れた今の時代には、適さないのです。どっちのあなたが行動するのかで、結果は始める前から大きく違います。

【あなた自身が、まず自分の可能性に期待しないといけない】

これが基本です。

だから、悲観的な人のこの一年はすでに決まっている。その設定を変えて、この一年、自分はどれくらい成長できるのか?その自分の成長に、誰よりも期待しないといけません。

・・・以上のような話を、今さらながら訴え続けてきました。 もう勘弁して、という意味をこめて記事にしました。

あなたの力を引き出す一番基本的なスタンスは、あなたが根拠もなく、「私にはできるはずだ」、という強い期待を自分に持ち続けることです。

1:『自分の能力の過大評価による失敗なら、あまり気にしなくていい』
2:『自分の能力を正確に評価しているばかりでは、あきらめにつながる』

まとめ

・あなたの自己評価は「正しい」か

・成長しようと枠の外へチャレンジし続ければ、必ず成長する

・あなたの力を引き出す基本スタンスは、「私にはできるはずだ」という強い期待を自分に持ち続けること


どんなときも自分自身を肯定的にとらえて、自分の可能性を広げていきたいですね!