デザインプロジェクトの裏側インタビュー 第2回

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第2回 SHIMAUMA DESIGNの那珂(なか)さんとの出会い


香織 今日は小津さんと、ずっとGroup Lessonで運営責任者をやっている睦子ちゃん、そしてGroup Lessonマーケティング部長の真里ちゃんがデザインプロジェクトの座談会を行うということで、その場にお邪魔しています。睦子ちゃんのお子さんも一緒に来てくれてますよ〜!

睦子真里 は〜い。よろしくお願いします!

小津 (睦子さんのお子さんに)若くして座談会初参加ですね。

睦子 あはは。はい、生後3ヶ月で。笑

香織 最年少だね!笑。では、今回どうしてデザインを作ることになったのか、そしてこのプロジェクトを通してこれからGroup Leesonがどこに向かおうとしているのか・・・などいろいろと伺っていけたらと思います。さっそく良いでしょうか?

小津 どうぞ。

香織 ありがとうございます。デザインを作ることはGroup Lesson初の試みだったと思うんですが、そもそもどうしてデザインを作ることになったのか、その辺を聞かせてほしいです。

小津 実はデザインがあるといいというのは昔から思っていました。でも、一回決めるとなかなか簡単に変更することができない。誰かにデザインを頼むとしてもこちらが大事にしていることを分かってくれる人がいいし、分からない人に無理に伝えてまではしたくないなというのがあって、今まであえて頼んでいなかった。

香織 それがそろそろあってもいいかなとなったんですね?

小津 そう。Group Lessonが始まって5年以上経って、 いろいろな人が来るようになったし、場が成熟してきた手応えを感じていたタイミングだったので、そろそろ作っても良いんじゃないかと思って。

小津さんとSHIMAUMA DESIGNの那珂(なか)さんとの出会い

香織 デザイナーの那珂さんと今年の初めに出会って、デザインをお願いすることを決めたんですよね。

小津 今年の正月、淡路島にあるウェスティンホテルの国際会議場に、あるミーティングに行ってきました。そこで那珂さんが、ある企画のプレゼンテーションをしていて、初めてそれを見た時にこの人はいいぞ!と感じたところがあって。誠実そうな感じもしたし、頭も良くて、僕らが大事にしたいものを大事にしている人なんだなっていうのがプレゼンテーションからも伝わってきた。そのあと名刺交換して少し話したんだけど、お互いシャイなタイプで…そのやりとりが結構面白かった。

香織 たしかに小津さんシャイですもんね。笑

小津 ははは。そこでちょっと話したときに好感が持てたので、「ロゴとか名刺の作成ってしているんですか」「例えばいくらくらいの予算でできますか」みたいな話をしたんだよね。

真里 初めて会った時にそういう話までしてたんですね。

小津 そう。「僕はこういうことをやっていて、コーチングやGroup Lessonでいろいろなの人の気持ちを預かっている」というような話をしたら、何か伝わったところがあるようだった。それで、那珂さんから「3月までは忙しいので4月以降どうでしょうか」と返事があり、「ぜひお願いします」とやり取りが始まった。だから、ほとんど直感だよね。一番大事なのは、その人がこちらを理解できそうな人であるかというところ。その感じが那珂さんにはあったので、そのままお願いしました。

真里睦子 へ〜!!

小津 そのあと、Group Lessonの会報誌やメンバー大百科とか、こちらの資料をいくつかお渡ししたり、クリスマスのムービーを送ったりして、本格的には5月くらいに始まったのかな。

香織 そこから具体的にどんなやりとりをしたんですか?

小津 1回2時間くらい何回か立て続けにミーティングをして、毎回話した内容を那珂さんが資料にまとめてくれていた。現状がどうで、これからどうしていきたいのか、それを図にしたり、コンセプトをまとめるのが上手い人で。それをもとに、じゃあ次回は・・・というような感じで進んでいった。

香織 これは…那珂さんがまとめてくれた図ですか?

小津 そう。こちらが伝えたことで那珂さんがすごく共感してくれたのが、今のGroup Lessonは小津という人に属人化している領域が大きくなっていること。講座で話す内容も、その場やいる人に合わせて変えているから、それが良さでもあるんだけど、その場にいるその人次第になってしまうところもあって。それだとその人の器の大きさが限界になるでしょ。でも、そうなりたいわけではなくて、人間性を豊かにしていくことを通して、もっと色々やりたいことがある。

香織 はい。

小津 那珂さんが、「それをデザイン面とかツール面からからサポートできることはないですか」「そういう形でなら協力できると思います」と提案してくれた。そこから本格的にデザインプロジェクトが開始した、という経緯です。

一同 へ〜!!

メンバーの実際の声がデザインのエッセンスになった


香織
 那珂さんがGroup Lessonをより深く理解するために現場を見たいと言って、北海道から来てくれたのが5月でしたね。

小津 儒教の「儒」について講義した時だったと思う。

香織 そうでした。

真里  武蔵野プレイスでやってた日だよね。小津さんがその日、赤いスニーカーの人が来るって言ってて。途中で那珂さんの姿が見えて「赤いスニーカーのあの人だ!」って。
今でも那珂さんの佇まいを結構覚えてる。

香織 初めて外部の人が来たから、ちょっと緊張感あったよね。笑

真里 挨拶に行こう、みたいな。

香織 お茶買って席の準備して、みたいなね。

睦子 笑。でもすごい場に馴染んでたよね。初めてお会いするけど初めてじゃない雰囲気の人だなって思った。

真里 うん。講義もしていただいたけど、話されていることがすごいGroup Lesson的で全然違和感がなくて。同じ価値観を共有できる方なんだなあ、と思った。

香織 ランチも一緒に食べたよね。笑
その後も、昔からGroup Lessonに通ってるメンバーで集まって食事をしながら取材を受けたよ。

真里 へー!

香織 あ、真里ちゃんは仕事でその時いなかったんだよね。

真里 そうなの!その時の話聞きたい!

小津  確か選んでもらった。「僕と1対1でも良いし、声かければ何人か一緒に食事に行けると思いますどうしましょうか?」と聞いたら、「小津さんと2人ではいつでもミーティングできるので」と、希望されたので、スタッフで残れる人に残ってもらった。多分いろんな人の話を聞きたかったんだと思う。

香織 那珂さんから、「あなたにとってのGroup Lessonはどんな場所ですか」って聞かれて。ひとりひとり、思いを話していった感じだったよね。

睦子 そうそう。

香織 そこで話した内容が結構リーフレットに載ってる。

真里 そうなんだね〜!

睦子 那珂さんから、「(Group Lessonのことを)すごい大事に思っているんですね」って言われて。そういう思いを今まで外部の人に話したことってなかったから「あ、大事に思っているのが伝わるんだ!」 と思った。それが自分にとっても大きかったかな。

香織  うんうん。そうだね。「私もそう思ってた!」って、お互いに確認する、みたいな。

睦子 ほっこり、みたいな。笑
あと、咲栄ちゃん(Group Lessonメンバー)が那珂さんと仲良くなってたよね。

小津 距離感が近すぎてハラハラしたよね。咲栄さんの良さでもあるんだけど、大丈夫かな〜と。

睦子 那珂さん優しいから受け入れてくれてましたね。笑

香織 あと私が印象的だったのが、那珂さんが何で小津さんと仕事しようと思ったのか?っていうのを最後話してくれたんだけど…

真里 へー!

香織 淡路島で初めて会った時、那珂さんが小津さんに、Group Lessonのことを「どうしてやっているんすか」「どんな場なんですか」というようなことを聞いたんだよね。そこで「たくさんの人の思いを預かっている場所です」っていう小津さんの言葉を聞いて、「この人と仕事をしたい」って思ったんだって。

真里 めっちゃいい話…。

香織 その時も、感動の空気だったよね。

睦子 うん。グッときた。

香織 私たちも知らなかった小津さんの思いみたいなのを知れた、っていうのが良かった。

真里 いい話だね…感動。

香織  小津さんは何かありますか?その時のことで。

小津 それぞれのメンバーが見ているGroup Lessonのかたちがあって、みんながそれをぶっちゃけて喋ってくれたのが良かったんだと思う。たとえばその頃、あるメンバーが旦那さんとの関係を良くすることに取り組んでいて、(Group Lessonメンバーの)美菜子さんが関わったことで実際に変化して良くなっていった話とか。
そういう現場の声みたいなものを聞けたことが那珂さんは良かったみたい。それで頭の中に情報がぐーっとたくさん入った状態で札幌に帰られて、そこからしばらく寝かしていたんだと思う。

真里 そのあと、しばらく間が空いたんでしたよね。

小津 そうだね。頭の中に入った情報を熟成させていたんだと思う。

次回は、コンセプトやシンボルマーク、ロゴデザインに込められた想いが明らかに。お楽しみに!

(つづきます)

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